[Dusty Springfield - You don't have to say you love me ](3)
1999年3月、59歳でこの世を去ったダスティ・スプリングフィールド。 「黒人の心を歌う白人ソウル・シンガー (White Lady of Soul( ソウルを持った白人 )」と評されたハスキーな声が魅力的であった。 ダスティ・スプリングフィールドは、「ザ・スプリングフィールズ」解散後の1963年にソロ・デビュー。「二人だけのデート」)が大ヒットとなり、当時のイギリスで圧倒的な人気を博した。 「この胸のときめきを」の原曲は1965年のサンレモ音楽祭参加曲で、ピノ・ドナッジオ(Pino Donaggio)が歌ってイタリアのチャート1位になったカンツォーネ「Io Che Non Vivo Senza Te」(私はあなたなしでは生きられない)。歌詞は「毎晩独りで淋しい、でもあなたはもっと悲しいはず、…僕を残して行かないで。…あなたなしでは生きてゆけない、あなたはわたしのもの…」といった情熱的な歌である。