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第391夜〔愛のくらし〕


〔愛のくらし/加藤登紀子〕 1971年

加藤 登紀子 1943年~
 旧満州ハルピン生まれ、京都育ちのシンガーソングライター、作詞家、作曲家、女優。
「おときさん」の愛称で親しまれている。東京都立駒場高等学校、東京大学文学部西洋史学科卒。現在は城西国際大学観光学部ウェルネスツーリズム学科の客員教授でもある。
 学生運動が盛況だった高校生の頃に東大生の樺美智子の訃報にふれ、心を動かされる。同大入学後、アイドル歌手的存在となりつつも学生運動に積極的に参加する。その噂を聞きつけた同志社大学の学生であり、ブント系の「反帝学連」委員長の藤本敏夫にコンサートへの出演依頼を受けるものの、歌を政治運動に利用されることを嫌った加藤は、それを断る。しかし、この件をきっかけに2人は交際を始める。紆余曲折を経て1972年5月に、防衛庁襲撃事件などで逮捕され勾留の身であった藤本と獄中結婚。「ひとり寝の子守歌」は、塀の中にいる夫を思って作られた、加藤登紀子を代表する曲のひとつでもある。勾留と釈放を挟み、あわせて30年間を連れ添った夫は2002年に死去(享年58)。夫との間には三人の娘がおり、そのうち1人はYae(藤本八恵)として歌手活動中。

作詞:加藤登紀子 作曲:Alfred Hause
この両手に 花をかかえて
あの日あなたの 部屋をたずねた
窓をあけた ひざしの中で
あなたは笑って迎えた
手をつなぎ ほほよせて
くり返す愛のくらし
花は枯れて 冬が来ても
すてきな日々はつづいていた
愛をかたる 言葉よりも
吹きすぎる 風の中で
求めあう ぬくもりが
愛のかわらぬしるし

人はいくども 愛に出会い
終わりのない 愛を信じた
ある日気がつく 愛の終わりに
人はいくども泣いた
手をつなぎ ほほよせて
くり返す愛のくらし
花は咲いて 春が来ても
すてきな日々は戻って来ない
愛をかたる 言葉よりも
風にこごえた この両手に
あなたの身体の ぬくもりが
今も消えずに残る
.05 2009 未分類 comment0 trackback0

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