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第41夜:今宵の一枚 〔シモーヌ・ディナースタイン〕

シモーヌ・ディナースタイン

J.S.バッハ:ゴルトベルク変奏曲(全曲)
シモーヌ・ディナースタイン(Pf) 録音:2005年3月

シモーヌ・ディナースタインのTELARCデビューアルバムである。
刺激するような音は一切出さず、ゆったりと時間が流れている。
冒頭のアリアも長く、全体的にちょっとテンポがゆっくり過ぎかなと思われる。が
これは大変気に入っている。

10年以上もジュリアード音楽院で学ぶも、華々しいコンクール歴などを一切持たなかった彼女は
2005年まではブルックリンで、小学校教師をしている夫、小さな息子と共に静かに暮していました。
しかし、この『ゴルトベルク』の録音が彼女の分岐点となりました。
デビュー・リサイタルは2005年11月カーネギー・ホール。彼女自身のプロデュースによって行われ
ました。演奏曲目はもちろんゴルトベルク変奏曲全曲でした。
その演奏はニューヨーク・タイムズ紙上で「バッハを完全に現代のパフォーマンスとして再現
一つ一つの変奏曲はまるでシューベルトの“冬の旅”を思わせるかのようなイメージ豊かなもので
あった」と大絶賛されました。
彼女はゴルトベルクについてこう語ります。「この作品は極めて緊密に書かれ
全ての楽節が深く結びついているのですが、決してそれを聴き手に意識させることはありません。
各々のヴァリエーションは特徴的で、独特の感情とニュアンスを持っています。
現在の私たちはバッハが過ごした時代とは全く異なる世界に住んでいますが、これらの部分は
今でも力強く私たちに語りかけてきます。」
彼女が今回の録音の際に用いたピアノは1903年ハンブルク製のスタインウェイ。
北東イングランド、ハル市役所に所蔵されていたもので、第二次世界大戦時、広範囲に渡って
爆撃を受けつつも無傷で生き残り、戦争後も一連のコンサートで使用され人々に勇気を与えた
ピアノとして知られています。そして2002 年、世界貿易センターのウィンターガーデンの再開時にも
このピアノが演奏され、人々に新たな希望をもたらしたのです。(ユニバーサルIMS)
.28 2008 未分類 comment0 trackback0

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