〔Midnight Cowboy-Everybody is talking〕
1970年 第42回アカデミー賞 作品賞・監督賞・脚本賞作品。
1969年公開 アメリカ映画
監督:ジョン・シュレシンジャー(John Schlesinger)
音楽:ジョン・バリー(John Barry)
出演:ジョン・ヴォイト(Jon Voight)、ダスティン・ホフマン(Dustin Hoffman)
映画『真夜中のカーボーイ』の主題歌としてニルソンの「うわさの男」は大ヒットした。
自慢の体を武器に、ニューヨークで一旗あげるべくテキサスからやってきたカウボーイのジョー。しかし、現実は思うようにいかず、孤独感に襲われていくなか彼は、肺病を病み片足が不自由なラッツォと呼ばれる小男と出会う。やがて奇妙な友情で結ばれていく2人。ラッツォは薄汚れた今の世界から、太陽の光がふりそそぐマイアミへおもむくことを夢見ていたが…。
都会の孤独と友情を描いたジョン・シュレンシンジャー監督によるアメリカンニューシネマの秀作。主演のジョン・ボイト、ダスティン・ホフマンの熱演も見ものだが、ジョン・バリーの哀切こもったハーモニカを主題とした音楽もすばらしい。
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